山龍グリーン通信11月

寒さが本格的になってきましたね。
お庭のお手入れも少しトーンダウンしてゆっくりするころでしょう。
さて、今回は「病害虫」について取り上げます。
まずは、代表的な病害虫2つからいきましょう!

①ハマキムシ
この虫は器用に葉をつづっていきます。まるまった葉を見たことありませんか?
正確にはハマキガの幼虫です。一枚の葉が巻かれていたり、二枚以上の葉がつづり合わさったりし、巻いた葉を覗くと、
その中に糸をつづって幼虫が生息し、食害しています。移動するので、巻いた葉の中が空っぽの時もあります。

■発生時期 : 4~10月(年に4~5回発生する。)

■被害植物 : 草花、野菜、花木、庭木、果樹など多くの植物、新芽、新葉など。

□防除法:つづり合わさっている葉や巻いている葉を枝ごと切り取ったり、手袋をした上で葉ごと手で潰していきます。

②ハバチ
この虫は良く食べる大食漢のイモムシです。ツツジ類を食害するチュウレンジハバチに代表される害虫です。
主に若葉の緑から盛んに食べ、短期間に太い葉脈を残して食べつくします。
そのため油断すると枝などを丸坊主にしてしまうこともあり、植物の生育が悪くなるうえ、花木では鑑賞価値も下がります。

■発生時期 : 4~11月(年に3~4回発生する)。

■被害植物 : バラ、ツツジ類、アブラナ科の植物など。

□防虫方法 : 効果的で手っ取り早いのは、見つけたらすぐに取ってしまいましょう。手袋をし、割り箸を使って取り除き、
       踏みつけて殺すなどして処分します。また、適期剪定し日当たりや風通しを良くするようにします。

いかがでしたか?
今回は代表的な害虫2つを紹介しました。

 

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