山龍グリーン通信5月
今回紹介するハーブは「バジル」です。
実は種類がある
バジルにもさまざまな種類があるのですが、代表的なスイートバジルは柔らかな風味が特徴で、
料理にもよく使われています。トマトやチーズ、ニンニク、オリーブオイルなどと相性がよく、イタリア料理に欠かせません。
加熱すると色がとたんに悪くなるので、色味を生かしたい場合は食べる直前に加えましょう。
さてそんなバジルはシソ科の1年草です。園芸店などで苗ポットで販売されているので手に入れやすいし、初心者でも育てやすいハーブです。
苗ポットからハーブ用の土に植えかえるのが良いでしょう。植えかえはじめはぐたっとしている場合もありますが
水をたっぷりあげれば元気になります。
水はけがよく栄養豊富な土に植え付け、よく日のあたる場所で育ててください。
発芽に適した気温があります
発芽・生育温度は13℃~15℃以上なので、種まきや植付けは、5月初旬ごろ~6月中旬までに植えるのが最もおすすめです。
気温が高くならないうちは生育はあまりよくないので気をつけましょう。
高さが15~20㎝ほどに育ったら、中心の太い茎の節の上にハサミを入れ、摘芯して下さい。 ここからまた芽が伸び出してきて枝数が増え、収穫量がどんどん増えます。
最盛期の夏には盛んに枝葉を出して生長します。
注意点としては害虫が付きやすい点でしょうか。
他のハーブに比べると害虫被害に悩まされることが多いので、こまめに害虫駆除を行うようにして下さい。
収穫時期には料理にバジルを使って粋なイタリアンに挑戦というのもいいですね。