山龍グリーン通信 8月号
海へ山へ!楽しい夏の真っ盛りですね。皆様の今年の夏休みの計画はいかがですか?
さて、今年のような暑さとなるとお庭のグリーンをはじめ草木・樹木ともにへたってかわいそうになってしまいますね。厳しい夏の暑さを超えるにはそれなりのお手入れが必要です。
今回はそんな夏のグリーンのお手入れとお手入れをする私たち人間のスキンケアについて紹介したいと思います。
夏のグリーンはなんといっても「水やり」のタイミングです。
うだるような暑い日、気温30度を超える日中などにお水をやるのは避けましょう。また、この時期、水枯れの心配をする一方で水のやりすぎにも要注意なんです。一般的に暑さ寒さが厳しい時に水をやりすぎると根腐れの原因になります。植物にもよりますが、夏場の日中に水やりを行うと、土中で水温が上がり、お湯のようになってしまいます。根が傷んでしまうのです。
水やりの時間は朝方または夕方の涼しい時間にあげるとよいでしょう。日中、元気のないグリーンをみかけても、気温が下がる夕方以降まで待って下さい。
お庭だけでなく、室内やベランダの鉢花が暑さでちょっとへたっている時は、日陰に避難させて、霧吹きをかけてやると効果的です。
いずれにしても、暑い夏は植物にとってもお世話する私たちにとっても大変な時期ですね。
続いては・・・スキンケアについて☆
夏のお肌は、紫外線による日焼けやエアコンの乾燥、さらに暑さからくる睡眠不足や食欲不振で、肌のリズムが崩れがちです。そこで、重要になるのが夏のスキンケアです。夏の御肌のトラブル回避にはまず紫外線対策から始めましょう。
【紫外線の量を知って日焼けと上手につきあいましょう】
日焼けを起こす紫外線の量は、1年のうちでは、5月が1番多く、7月・8月と順に続きます。6月は曇りや雨の日が多いので、紫外線の量は少なくなりますが、晴れると太陽の位置が一番高い時期(夏至)だけに、浴びる紫外線は強烈です。
また、1日のうちで午前10時~午後3時の間が紫外線の量が最も多く、15分間で朝や夕方の3時間分にも匹敵するといわれています。
【日焼けをするコツは?】
いつまでも美しい素肌を保つためにも、有害光線である紫外線はなるべく避けたいところ。とはいえ、夏の季節はそうも言っていられません。サンサンと輝く太陽の下でのバカンスは、夏の最大の楽しみでもあります。
ですからUV化粧品を上手に使って、思う存分夏を楽しみましょう!
では、【日焼け止めの上手な選び方】についてです。
大抵の日焼け止めにはSPF○○という表示がされています。
SPFとは、日焼けで肌が赤くなり始める時間を、日焼け止めをつけることで何倍に延ばすことができるかを数字で示しています。平均的な日本人の肌の場合、真夏の午後の日差しで何も塗らないと、20分程で肌は赤くなり始めます。SPF15の日焼け止めを使うと・・・
20分×SPF15=300分(5時間)日焼け止め効果が持続するということです。
UVカットをうたっている製品でもSPFの表示がないものは、紫外線を防ぐ効果が少ないものもありますので注意して選びましょう。
また、PA効果を表示した製品もあります。PAとは、肌が黒くなる日焼けをどのくらい防げるかを示しています。 肌の弾力を保つ組織に害を及ぼし、シワやたるみの原因を作る紫外線から守ってくれる働きがありますので、PA表示のある製品を選びましょう。
さて、UVケアですが、ファンデーションや日焼け止めを一度塗ったからといって安心してはいけません。汗をかいたり、時間がたつと落ちてしまいます。ムラ焼けの原因にもなりますので、2時間に1回は塗り直しましょう。また、海やプールに入ったり、タオルで水をふきとったりした後も日焼け止めを塗り直すようにしましょう。
いかがでしたか?
夏はいかに紫外線と上手に付き合うかがポイントです。女性だけでなく男性もしっかりケアするようにしてくださいね。
そして、紫外線は体の免疫力(抵抗力)を低下させてしまいます。また、日焼けによってからだは疲労していますので、栄養と休息をしっかりとりましょう。特ににんじんやかぼちゃ、トマトなどに含まれるβカロテン、かんきつ類に多いビタミンC、ほうれんそうやブロッコリー、かいわれ大根などに含まれるビタミンEをとると良いですよ。夏野菜をたくさん摂るようにして下さいね☆