山龍グリーン通信5月号
草木生い茂り、5月も後半、一層緑が濃く初夏へのステップを踏んでいますね。
さて、この時期の住まいのお手入れといえば、まもなくやってくる「梅雨対策」です。
梅雨といえばジメジメムシムシ・・・困るのがカビです。過ごしやすい今の時期からカビ対策をしてみてはいかがでしょうか。実は機密性、断熱性に優れた現代の住宅は、カビが発生しやすい環境です。
人間にとって快適な住まいは、カビにとっても住み心地が良い場所なのです。
そこで今回は住まいのカビ対策についてご紹介します。
カビを生えさせない!基本は「換気」
カビの発生しやすい場所は、キッチン、洗面所、浴室、北に面した壁や押入れの中などがあげられます。特に石鹸カスや人の垢など、カビの栄養となるものが多い浴室は注意が必要です。換気によって空気を循環させ、乾燥させればカビは生えにくくなります。お天気が良い日は窓も開けて、家中を換気をしましょう。
カビは重曹が苦手!
重曹は、弱アルカリ性の物質です。この重曹を毎日使うことをお勧めします。シンクの掃除、お風呂の掃除、お洗濯など。。。重曹を使っていると、たとえば洗濯中の洗濯槽は、弱アルカリの環境になります。黒カビは、弱アルカリ性の環境が苦手。洗濯のたびに、重曹を洗濯槽に入れ、洗濯槽が弱アルカリ性の水でいっぱいにしていると、黒カビはじわじわと弱っていきます。
その結果、やがて少しずつ、黒カビは洗濯槽からはがれ落ちていく。これが、重曹洗濯=洗濯機のお掃除のカラクリです。
もっとも、重曹洗濯を始めるまでにたまったアカやカビは、毎日の重曹洗濯でも簡単にクリアーにはなりません。そんな汚れが気になる場合は、酸素系漂白剤を使う掃除方法を試してください。
その他のお手入れ場所も上手に重曹を使って見て下さい。
いやーな梅雨を少しでも快適に、カビ対策をしましょう☆